映像制作の手順とは?企画から動画編集・公開までの一連の流れを解説

スマートフォンが普及し、YouTubeやネット配信が流行している昨今、「動画編集」を仕事にする人・したい人が増えています。

しかし、映像制作の実際の仕事の流れについて、細部までしっかりと把握している人は少ないのではないでしょうか。

動画編集で仕事をしていくなら、映像制作の手順について理解を深めることは重要です。

そこで本記事では、実際の映像制作の手順について、企画から編集、公開までの一連の流れを徹底解説します。

とくに映像制作に興味のある初心者の方にとっては、ワークフローを知っておくことがおすすめです。

映像制作の「手順」がなぜ重要なのか?

映像制作には「手順」があり、単に撮影と編集をして終わりではなく、この手順を意識して制作を進めていくことが重要となります。

例えば、映像の制作に取り掛かる前にはクライアントと制作会社との間で話し合いを重ね、企画や構成を練り、構成を組むといった工程があります。

加えて編集した後は、クライアントに納品したり、YouTubeやその他動画配信サービスにアップロードしたりするでしょう。

もし個人のYouTuberとして、アドリブで自由に動画制作していくならそこまで手順を気にする必要はないかもしれませんが、お仕事として映像制作に取り掛かっていくからには、こういった一連の流れを意識することが欠かせません。

構成やシナリオの固まってないまま撮影に臨むと、最終的にイメージと全く異なる作品になりかねないでしょう。

そのため、次に解説するような手順で、映像の制作をしていくことが一般的です。

映像制作の6つの手順

それでは、映像制作の仕事の手順について、それぞれの工程を詳しく見ていきましょう。

具体的には、以下の6ステップで行われています。

  1. ヒアリングする
  2. 企画・構成を作成する
  3. コンテを作成する
  4. 撮影する
  5. 動画を編集する
  6. 公開する

それぞれ詳しく解説します。

1. ヒアリングする

映像制作というと、撮影して、動画を編集するだけと思うかもしれません。

しかし実際のところは、撮影や編集に取り掛かる前に、制作会社に依頼をしたクライアントと、作品に関する話し合いをしたり企画を練ったりしています。

その「話し合い」にあたる部分がヒアリングです。

映像制作も、「動画を作る目的」を明確にしなければなりません。

そのため、クライアントのイメージしている作風や、動画を通して伝えたいことなどを入念に打ち合わせます。

広告のターゲットについてや、予算・費用の見積もり、納期などについて話し合いながら、プロとして最適な提案をする大切なプロセスです。

2. 企画・構成を作成する

ヒアリングした内容をもとに、企画を立てます。

企画書として文章にまとめることもあれば、ざっくりとラフ案を提出することも。

まず企画を通して構成をあらかじめ設定することで、おおよその完成形のイメージをクライアントと共有することができます。

もしこの段階で企画・構成を組み立てることなく制作に取り掛かると、最終的にクライアントの望まない作品ができてしまうことも少なくありません。

したがって、いきなり撮影・編集に入るのではなく、その前に企画を決めて、映像の骨組みを作るのです。

また、企画の段階で、映像制作にかかる期間やスケジュールを設定したりと、事務的な作業も含まれます。

3. コンテを作成する

企画ができたら、動画の撮影に入る前に、「コンテ」を作成します。

コンテとは、シナリオをもと作成された、実際の撮影におけるセリフや動作、撮影方法などが示された指示書のことです。

動画の設計図、あるいは台本のようなもので、イラストによる表であることが多く「絵コンテ」とも呼ばれます。

コンテを作成するためには、映像のシナリオが完成していなければなりません。

このコンテをもとに、そのセリフや動作にしたがって、実際の撮影に入ることになります。

4. 撮影する

打ち合わせ・企画・構成・コンテ作成と数々の準備を重ねて、やっと撮影を行います。

当然ですが、撮影にはカメラをはじめさまざまな機材が必要となります。

本格的な現場では、舞台をセッティングしたり、照明を操作するためにたくさんのライト機材などが用意されるでしょう。

クライアントの依頼内容から事前に作成した、映像制作の設計図となるコンテの流れに沿って、カメラマンが撮影を行っていきます。

場合によってはいきなり本番撮影を始めるのではなく、テストで撮影を行ってみたり、何度も撮り直したりすることもあるのが映像制作における撮影です。

5. 動画を編集する

撮影・収録が完了したら、クリエイターの手によって動画の編集を行われます。

撮影した映像をPCに取り込んで、事前に打ち合わせした企画書に合わせて、動画編集ソフトを使って映像を完成させていくのです。

動画編集の過程では、具体的には以下のようなことを行っています。

  • 不要なシーンのカット
  • セリフに合わせた字幕・テロップの挿入
  • BGMや効果音、エフェクトの追加
  • 音声を入れる
  • 再生時間の調整

上記が完了したところで、映像の「制作」に関わる部分は終了です。

6. 公開する

動画編集を終え、ミスがないか入念にチェックした上で、最後に制作した映像コンテンツを公開します。

あるいは、クライアントに確認してもらい、納品という形で映像制作のお仕事が完了することとなるでしょう。

満足のいかない場合には、納期までに修正ポイントの編集を行ったりします。

私たちが日頃見ているテレビ番組やCM、Webサイトのネット配信やYouTube動画といった映像は、おおよそ以上の手順で制作が行われているのです。

映像制作の手順まとめ

今回は映像制作の手順について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。

映像制作といっても、撮影して編集するだけではありません。

本記事で紹介してきたように、映像制作では、事前に細かい打ち合わせをしたり、企画書やコンテを練ったりと、さまざまなスタッフの手によって多岐に渡る業務が行われています。

事前の企画は、「何を作るのか」「どんなメッセージを伝えるのか」「具体的にどんな計画で制作を進めていくのか」といったことを明確にしていく重要な過程です。

たとえ映像制作を個人で行うとしても、会社・企業で行うとしても、事前に構成やシナリオを詰めておくことは欠かせません。

この記事が映像制作に興味のある方の参考になり、クリエイターを目指す役に立ちましたら幸いです。

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