動画マーケティングの基本とは?映像制作における3つのポイントを解説

映像制作に携わる者なら必ず知っておきたい「動画マーケティング」というキーワードをご存知でしょうか?

映像は「作って終わり」「見てもらって終わり」ではありません。

いかなる事業・ビジネスでも「売り上げをあげる」など最終的には結果が求められますが、映像制作においても、動画コンテンツで結果を出すにはさまざまなマーケティング施策を検討する必要があります。

そこで本記事では、「動画マーケティングの基本」と「映像制作における具体的なポイント」についてまとめました。

今回の記事を読めば、動画マーケティングに関するノウハウを深めることができますので、ぜひ最後までご覧ください。

動画マーケティングとは?

はじめに、動画マーケティングとは何かについて解説してきます。

そもそものマーケティングについて理解を深めつつ、動画マーケティングの重要性をチェックしましょう。

そもそも「マーケティング」とは何か

そもそも「マーケティング」とは何でしょうか?

公益社団法人日本マーケティング協会」では、マーケティングを以下のように定義しています。

マーケティングとは、企業および他の組織がグローバルな視野に立ち、顧客との相互理解を得ながら、公正な競争を通じて行う市場創造のための総合的活動である。

引用:日本マーケティング協会の概要

「総合的活動」とあるようにマーケティング自体の定義はとても広く、上記のように一見難しく感じます。

しかし有名なドラッカーは、簡単に「マーケティングの目的は販売を不要にすることである」と語っており、これと合わせると、「さまざまな戦略を駆使して、自然と商品・サービスが売れていく状態を創造する」と考えると、分かりやすくなるのではないでしょうか。

つまり、リソースを投下して自社の商品やサービスを売り込む「営業」や「販促」と、販売を不要にする「マーケティング」は異なるものなのです。

「動画マーケティング」とは何か

では、「動画マーケティング」に話を戻します。

動画マーケティングとは、動画コンテンツを利用したマーケティング活動の総称であると言えます。

例えば、以下のような施策が動画マーケティングの具体例です。

  • ブランディング動画によって、会社概要や理念について説明し、企業と消費者との関係を深める
  • 商品やアプリなど、サービスについて視覚的に紹介することで、その良さを伝える
  • 自社の魅力を伝える動画を制作することで、株主へアピールできたり、効果的な人材採用ができるようになる

上記のような動画コンテンツが本当に良質なものであれば、インターネット上に公開した後、映像によって企業の認知度が高まり「自然と商品が売れる状態」を創り出していくことができるでしょう。

これが「動画マーケティング」であると言えます。

なぜ動画マーケティングが重要なのか

動画コンテンツはネット記事などとは異なり、「画像」や「文章」に加えて「音声」も加わるため、より短時間で効果的に情報を伝えることができるという強みがあります。

加えて、昨今のYouTubeの流行やSNSの普及に伴い、動画コンテンツの拡散力・需要も高まっていることはご存知の通り。

一人一台スマホを持っている時代ではなかったひと昔前であれば、一本の動画コンテンツが持つ価値は今日ほど高くはなかったでしょう。

この記事をご覧の皆さんも、「YouTuberといえば○○」や「□□のCMといえば○○」といったように、映像によってブランディングされている例をいくつも思いつくことができると思います。

また動画コンテンツがマーケティングに有効なのは、「低予算」で行えることもメリットとなる理由の一つです。

媒体がYouTubeなどの無料動画投稿プラットフォームであれば、莫大な広告費用・コストも必要なく、撮影や動画編集に関しても究極的には全て無料で行うこともできます。

以上のような理由で、昨今動画マーケティング多くの企業で重要視され、大きく注目を浴びているのです。

動画マーケティングにおいては、ただクオリティの高い映像制作を作るだけでなく、制作前の企画や、動画公開後のブラッシュアップ・改善・成功事例との比較・分析が重要となります。

映像制作における動画マーケティング3つのポイント

「動画マーケティング」について学んだところで、次に本記事では「映像制作にどのように活かせば良いのか」まで解説しておきます。

ただ単に動画を作って、誰も記憶にも残らないコンテンツを公開してもマーケティングはできません。

正しくマーケティング効果を高める映像制作を行うために、意識すべきポイントは以下の3つが挙げられます。

  • ブランディング
  • 拡散性
  • CTA(行動を促す)

どれも一朝一夕で成果の出るものではありませんが、上記ポイントを常に意識すれば、マーケティングそのものへの理解も深まります。

これからそれぞれについて詳しく解説します。

ブランディング

「ブランディング」とは、ブランドを形成するための活動です。

もっと分かりやすく言えば、「〜と言えば○○(自社)」と消費者に認知させること。

具体的な例で言えば、「スマートフォンと言えばAppleのiPhone」と認知している人が多いでしょう。

なぜ映像制作においてブランディングが重要なのかというと、動画は「ストーリー」や「雰囲気」を伝えやすいからです。

例えば、「安い価格がウリのファミリー向け飲食店」なら、家族連れで行きやすいアットホームで安心感のある雰囲気の映像を作れば、「安くて美味しい、家族で行くなら○○」と印象付けることができます。

逆に、「大切な日に訪れたい高級レストラン」なら、大人のカップルなどをターゲットに定めて、特別な日に相応しいお店であるというストーリーを動画の中に盛り込むことになります。

拡散性

昨今動画マーケティングの重要性が増している理由の一つには、スマホやSNSの普及が理由の一つであると先にお伝えしました。

Googleの「月間 6,500 万ユーザーを超えた YouTube、2020 年の国内利用実態──テレビでの利用も 2 倍に」によると、国内でYouTubeを利用しているユーザーは2020年で6,500万人を超えています。

これだけの人が日常的に動画を見るようになりTwitterなどSNSでもシェアし合っている今、「いかに拡散されやすい・バズりやすい人気コンテンツを作成するか」はプロ動画クリエイターの課題です。

動画コンテンツを通して、視聴者を楽しませ満足させられるか、といったエンターテインメント性の重要度も増加しています。

CTA

CTAとは、「Call To Action(コールトゥアクション)」の頭文字を取った言葉で、日本語で言うと「行動を促すアクション」といった意味です。

つまり、動画を見てもらったあと、視聴者にどのように行動を促してもらうかについて、動画マーケティングでは対策する必要があります。

一番分かりやすい例でいうと、YouTubeの動画を見終わった後、最後のメッセージや動画内のリンクボタンで「チャンネル登録はこちら」とユーザーに行動を促していますよね。

このように適切なCTAを設置することで、リピーターを獲得したり、購買へ誘導したりすることができます。

ビジネスで行われる動画マーケティングにおいては、最終的なゴールは「動画を見てもらうこと」ではなく「商品の購入やサービスに興味を持ってもらい、契約を促進すること」ですので、CTAに関する理解は欠かせません。

動画マーケティングと映像制作まとめ

今回は、動画マーケティングの基本についておさらいし、映像制作に生かすポイントも合わせて徹底解説しました。

映像で行う上で、適切なマーケティング施策は、時には単なる広告よりも大きな効果を発揮し、さらには会社のブランディングを促進させたりすることが可能です。

ぜひ今回紹介したポイントをしっかり意識し、YouTubeなどの動画投稿プラットフォームを活用・運用・配信しながら、映像制作や動画編集に臨んでみてください。

数ある実績豊富な映像制作会社でも、最新の動画マーケティング施策に関するノウハウまで提供・サポートしてくれるとは限りません。

映像制作会社に依頼する際は、Webサイトや資料を通して、マーケティングが得意かどうかを、「特徴」「制作事例」を参考にしながら比較して検討することがおすすめです。

また、インターネットで映像制作を調べることに関連して、以下の記事もぜひ確認してみてください。

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